**日時:**2025年3月12日

**場所:**コマグラカフェ(東京都•武蔵野市)

インタビュワー:小山田那由他

**インタビュー対象者:**O.S.さん(40代・女性・フリーランス)※インタビュワーの配偶者

インタビュー対象の美戯物:

凡例

インタビュー中の()は筆者による補足

インタビュー中の——部分はインタビュアーの発言

——会社で自主デザインリサーチ活動をやってるんだけど、そのなかのテーマで創造性みたいなことを考えてみたいなと思ってて。仕事で「創造性を活かそう」みたいな、そういうことをやることが多いんだけど。デザイン教育みたいなことのなかで「創造性を活かそう」みたいなのは、何だろう?あんまり納得いかないというか「クリエイティブになろう」みたいな、そういう話があんまりピンときてなくて。

——(撮影した写真を見せて)街なかで穴ぼこを灰皿にしてる人がいて、こういうのを見つけたりとか、こういうことをやってる人の軽やかな感じがいいなと思ってて。それってどういうことなんだろうっていうのを考えてみたいなと思ってて、それを研究っていうアプローチでやったらどうなるかなって、やってみようと思ってて。

——まず、文献のリサーチとかいろいろやろうと思ってたんだけど、創造性の研究ってものすごくやり尽くされてるところがあって。すごくいっぱいやられてるし、結局何が創造的なのか、の正解がないし、正解を探すことすら難しい。結局いろんな環境のなかでいろんな人がやってるから、リアルな活動があるじゃん。その条件を整えてさ、条件AとBのなかで同じことやったらどうなるか、みたいな再現とかしにくいから、結局真実はわからないみたいな。いつも動いてる感じ。いろんな説があって、真実は結局よくわからないみたいな、曖昧な学問領域なんだって。

——そういうところで新しくリサーチする時に、いろいろ事実を積み上げて科学的なアプローチをするんじゃなくて、エピソードとか現象とか、そういうことを知っていくというか。フィールドワーク的に探していくみたいなことをやってみようかなと思い始めてるっていう感じ。

そうね。

——で、俺が最初にちょっと聞きたかったのは、さっきの穴ぼこみたいな、穴ぼこを(灰皿として)使っちゃうみたいな話。なんか厳密には違うかもしれないけど、あなたも不思議な感覚を持ってる気がしてて、その不思議な感覚はどういうふうに生まれてるのかなと改めて聞いてみたいと思ってて。

——難しい?